2026年冬季五輪の招致を目指す札幌市は9日、日本オリンピック委員会(JOC)に、立候補プロセスの次の段階である「対話ステージ」へ参加する意向を文書で正式に伝えた。JOCは国内立候補都市の募集期限を9日までとしていた。

 同市によると、26年大会の招致手順は、関心のある都市とJOCが国際オリンピック委員会(IOC)と協議しながら立候補の準備を進める「対話ステージ」(2017年9月〜18年10月)と、IOCに承認された立候補都市が招致レースに臨む「立候補ステージ」(18年10月〜19年9月)の2段階。開催都市は19年9月のIOC総会で決まる。

 国内では札幌市以外に招致への動きはない。海外ではシオン(スイス)やカルガリー(カナダ)が興味を示し、米国も26年または30年大会の招致を検討している。【袴田貴行】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171109-00000084-mai-spo