今年のプロ野球の発展に最も貢献した監督、選手に贈られる「第41回正力松太郎賞」の
選考委員会が9日、都内で行われ、プロ野球新記録のシーズン54セーブをマークした
ソフトバンクのデニス・サファテ投手(36)が満場一致で初選出された。賞金500万円が
贈られる。

 サファテはシーズンで前人未踏の54セーブを記録。絶対的守護神としてチームのリーグ制覇に
大きく貢献した。DeNAとの日本シリーズ第6戦でも3イニングを投げ無失点で、シリーズMVPに
選ばれた。正力賞はここ数年、チームを日本一に導いた監督が選ばれる傾向が強かったが、選考委員の
王貞治座長(ソフトバンク球団会長)は「今年で一番頭に浮かぶのは彼の力投。幅広く選考の対象に
していいのでは、という話になった」。05年にロッテ・バレンタイン監督が受賞したが、
外国人選手では初の栄誉となった。

スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171109-00000109-spnannex-base