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【話題】『キン肉マン』史におけるターニングポイント「マッスル・リターンズ」とは?
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0001砂漠のマスカレード ★
垢版 |
2017/10/17(火) 19:44:37.13ID:CAP_USER9
近年、昭和の全盛期を超える勢いで盛り上がり続ける『キン肉マン』。

初代の続編がウェブで無料連載中なのだが、更新直後の月曜深夜(日曜24時)のネットの沸き方には物凄いものがある。
Twitterのトレンドに「ティーパックマン」やら「カナディアンマン」やらのワードが並ぶなんて、前シリーズの「完璧超人始祖編」とはまた違ったベクトルで意表を突きすぎである。

ファンの間では『キン肉マン2世』との繋がりがあるのか議論されがちだが、現時点では作者のゆでたまご先生でさえも結論を出していないのではないか?
特に、整合性でいえば、現在のシリーズから『2世』の間の出来事とされる「マッスル・リターンズ」の扱いがもっとも困難な気がする。

しかし、この作品こそが現在の復活劇へのターニングポイント。
初代と復活シリーズの間に当たる37巻の読み切り集に掲載された異色作だが、元々は角川書店(現KADOKAWA)発行の『月刊少年エース』の増刊号『格闘エース』が初出となることをご存知だろうか?

『キン肉マン』の復活はなぜ「ジャンプ」ではなかったのか?

95年末に発売された『格闘エース』には、プロレス&バトルゲームに特化した14作品が掲載されたが、その目玉企画が復活した『キン肉マン』だった。

当時のゆでたまご先生は、『少年エース』で(とんでも)グルメ漫画の『グルマンくん』を連載中だったが、よほどの漫画好きでなければ過去の人といった印象。
ジャンプで3アウトの打ち切りをくらい、他誌での連載も鳴かず飛ばず。

まさに「暗黒期」(記事はこちら)にあった。

そこに、再び『キン肉マン』掲載のチャンスが巡って来たのだ。

企画を持ちかけられた原作担当の嶋田先生は、他誌への『キン肉マン』掲載に筋を通すため、集英社に対して「月刊でも何でもいいので、ジャンプでまた『キン肉マン』をやりませんか?」と逆に提案したという。

しかし、編集部の答えはノー。要は若手漫画家が育っている中、ロートルはいらないというわけだ。時代の流れとは実に無情である。
そんな経緯があっての『格闘エース』での復活だったのである。

この『マッスル・リターンズ』は、過去の読み切り作品と合わせて同タイトルでコミックス化され、増刷を繰り返すほどの人気を集める。
この評判がプレイボーイ編集部の耳に入り、『キン肉マン2世』の連載へと繋がったのだから、キン肉マン史において欠かすことのできない重要な作品であることは間違いない。

そして、この雑誌の誕生と『キン肉マン』の復活に大きく関わっていたのが、当時のプロレスブームなのである。

深夜番組がプロレスに染まっていた時代

『格闘エース』が発売になった当時は、プロレスが爆発的に盛り上がっていた時期。
この年の10月、新日本プロレスvsUWFインターナショナルの対抗戦が東京ドームで行われ、史上空前の大ヒット。全日本プロレスの日本武道館興行も常に満員状態が続いていた。

それこそ、深夜番組におけるプロレス率の高さは異常ともいえるほど。
新日、全日の中継はもちろん、バラエティの『リングの魂』や『スポーツTODAY』内の「バトルウィークリー」、『週刊テレビプロレス』など、プロレスメインの番組も続々登場

http://www.excite.co.jp/News/90s/20171017/E1507867682040.html
90s チョベリー 2017年10月17日 11時00分
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