Dungeon Monstersがラップブームを再び巻き起こす。『Mステ』で叩きつけた強烈な存在感
2017.06.18 21:00
https://rockinon.com/news/detail/162425

6月16日(金)にオンエアされた『Mステ』、岡崎体育や関ジャニ∞、そしてMONDO GROSSOとして満島ひかりがなんと16年ぶりに同番組でパフォーマンスを披露したりと、話題性の高いそうそうたる面々の中、明らかに空気感の違うグループがいたことにお気づきだっただろうか。

彼らこそが『フリースタイルダンジョン』で「モンスター」の座に君臨している最強ラッパーによるユニット・Dungeon Monstersである。

「ラップのことはあまり知らない」という方のために説明すると、『フリースタイルダンジョン』というのは、対戦型バラエティ番組で、挑戦者がモンスターと呼ばれるそう簡単には倒せない最強ラッパーと即興ラップで賞金100万を目指して戦う。Dungeon Monstersは、島人MCことCHICO CARLITO、狂気のブラックエンペラーことT-Pablow、ディスの極みメガネことDOTAMA、プリンス・オブ・ヨコハマことサイプレス上野、ミスターフルボッコこと漢 a.k.a. GAMI、浪速のTOO SHY SHY BOYことR-指定、そしてラスボス・般若の7人のモンスターから構成されている。

『フリースタイルダンジョン』のバトルでは、テレビでは放送できない過激なワードも飛び交い、その部分だけ「コンプラ」というモザイクと共に音声がカットされたりすることもある。しかし今回は、どんな言葉が飛び出すかわからないフリースタイルではなく、先日配信リリースされたバトルアンセム“MONSTER VISION”が披露された。

トークでは、『フリースタイルダンジョン』で番組MCも務めるZeebraが「我々ヒップホップも『Mステ』からだいぶ遠ざかってましたから」といった言葉をタモリと交わしていた。そしてパフォーマンスはCHICO CARLITOの勢いあるラップからスタート。そこからT-Pablow、DOTAMAとそれぞれのキャラクターが前面に出たラップを繰り出し、バトンを回していく。