>>571
>>しかし、診断を受けて医師のお墨付きを受ける「意味」に
>>疑問を呈すること自体、率直に言って驕りではありませんか

患者さん方が、医師の診断を、実に様々な思いで受け止めていることは承知しています。

そうであっても、少なくとも医師にとっての「診断」とは、治療や対処法を決めるための
通過点に過ぎませんし、治療を伴わない診断には医療的に何の価値もありません。

もちろん、「だから病院を受診するな」などと言うつもりはありませんよ。
そんな医者側の事情は、患者さんがたにしてみれば知ったことではないのですから。

私だって、現場でもしあなたのような患者に出会ったら、
「あーそれは大変でしたね」「あなたは性同一性障害ですね」
「ホルモン療法とか手術希望してないなら、あとは患者会でも参加してみたら?」
くらいは言いますよ。
ただ、そこまでです。医師の立場からできることは、良くも悪くもそれで全てなんです。

繰り返しますが、これは良心だとか儲け主義とかとは全く別次元の話であり、
どこの医療機関であっても事情は同じです。
あなたの求める「良心的な病院」なんて存在しないと思います。

・・・といったところで、あなたは別の精神科を受診することをやめるつもりはないのでしょうが、
次の精神科でも、同じような失望を味わうことだけは、覚悟しておいてください。