>>119
あくまで勝手な想像ですが、
最近は、小中学校の先生方も必死ですよ。すべての問題行動が学校のせいにされてしまう時代ですから。
いかに「学校のせいではない」かを主張し、親や病院のせいにするのは、自らの縄張りを守るために必要なことです。

いや、なんでこんなこと言うかってーと、医者の中にもそういうのがすごくあるから。
最近精神科受診のハードルが下がってきたせいか、「腹痛」だろうが「息苦しさ」だろうが、どうみても体の病気なのに、
ちょこっと血液検査して異常値が出ないだけで「うちじゃない、精神科行け」っていう内科医が多いこと多いこと。

精神科の場合は、もともとすべての身体的な要件を除外した上で残った「ゴミ箱」としてスタートしてるから、
もはや他人に責任転嫁しようがないので、パスされたボールは全部自分が処理するしか無いんですよね。

だから私が、精神科にいろんなものをパスしてくる人たちに強く言いたいのは、
その患者、"本当に自分の縄張りの問題ではない"と、プライドと覚悟を持って断言できますか?
ってことなんですよね。

適当なパスが横行した結果、最近だけでも内科から紹介されてきた「うちじゃない」患者を、
精神科医が「脳梗塞」やら「ヘルペス脳炎」やら「てんかん」やら「クロイツフェルト・ヤコブ病」と診断して、
内科に送り返す作業をしているわけですが・・・もうわけがわからん世の中です。
(※上はすべて内科の病気です)

まぁ一部ではいまだに、精神科医と言うと医者の中の"オチコボレ"呼ばわりしてくる先生もおりますが、
こんな世の中だからこそ、精神科医は医師たることに誇りを持って、縁の下で地味に働かねばいけないのだろうなと。
精神科医の仕事と心理士の仕事を履き違えてはいけないのだと、個人的には強く再確認した所存。