死なせてしまった女に贖罪をさせてくれ [無断転載禁止]©2ch.net
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スレが立ったら、淡々と書いていく。
おかしなところがあったら、教えてくれ。 高校始めの頃、俺が告白されて振った子のひとりだった。 「今だから言うけどさ、俺、たかおに嫉妬してたんだよね」
「おまえが、俺に?!」
まさか、と本気で思った。 Kの話だと、彼女とは小学校からの幼馴染で、Kはずっと想いを寄せていたらしい。高校に入って俺を好きになった彼女が、幼馴染で俺と同じクラスのKに探りを入るよう頼んだそうだ。 Kは俺と同じ中学のやつに、俺のことを聞いて、あまり良い評判を聞かなかったことを教えても、彼女は聞く耳を持たなかったという。 いや1の行動はあかねの人生になんも関係ないよ
そう思い込みたい1の願望だよ
そんな大事な女性なのに葬式もいかんとかありうるんかなあ 「正直、たかおには早く誰かとくっついて欲しかったよ。あかねでも、別の誰かでも」 >>263
あ!ミッソウってかいてあったねえーみのがしてたわ >>263
あかねの人生に関係ないといわれるのは、正直複雑です。楽になるきもするし、認められない自分もいる。どちらにせよ、生きてる人間にしか決められない。 そういうことか。俺は腑に落ちた。どうしても分からなかった違和感がひとつに繋がった。 「だって、たかおさ、あの頃めちゃめちゃ頑張ってたっていうか、ほら、なんか部活でもいいところまで行ってたし、全国大会まで出たんだっけ?バンドとかも人気あったしさ、なんか敵わねーなって思ってたし、彼女も諦められないでいたしさ」 Kは俺の本質に気付いていたわけではなかったのだ。ただ、中学の頃の評判を嗅ぎまわってあんなことを言ったのだ。 そして、そこには恋愛がらみの男の嫉妬があった。誰にでも人当たりが良いKが俺にだけ当たりが厳しかったのも、あかねとのことを応援したり、他の娘をけしかけたりしたのも、Kが俺に付き合い始めた自分の彼女のことを紹介しなかったのも、全てはそこに、理由があった。 俺は、今日この会に来た理由、つまり、Kにひとつだけ聞きたかった質問をぶつけてみた。 「今さらだけど、おまえがあかねを振ったとき、俺に悪いからって断わったんだってな?」
Kの表情が曇った。
「なんでだ?」 Kは黙り込んだ。
「好きな娘がいるからでは駄目だったのか?」 そのせいで、俺はあかねに邪険にされた。あかねはKに対して諦めがつかなかった。俺さえいなければ、Kと付き合えたかもという希望を持った。こじつけかもしれない。けれども、その一言がなければ、あかねもただの幼い恋を拗らせなかったのではないか。 「ごめん。ぶっちゃけていえば、たかおに勝ちたかった。唯一手にした優越感に浸っていたかった。」 俺は不思議と腹が立たなかった。Kに詰まらないことを聞いた、と詫びて、もう一度、おめでとう、と言った。 やがて、同窓会はお開きになり、2次回の誘いを断わった俺は、Kと俺の高校生活を思いながら電車に乗り、家路に向かった。 ボタンの掛け違え、などとひとは言うかもしれない。何かがほんの少しすれ違い、そのすれ違いが気付かれないまま放置されると、大きな歪みに育って行ってしまう。それがボタンであったらどんなに良いか。 でも現実は、もう、やり直しのきかない、人生の過ちなのだ。Kに、俺とあかねの真実を話したら、Kも罪を背負うのだろうか。 >>266
関係ないよそこまで深く関わってないもん
それかかかわり合った描写が足りてないと思う
おこがましいんじゃない?死なせてしまったとか であるとするならば、罪とはひとが作り上げるものではなく、実はそこかしこに、転がっているものなのだろう。何かの拍子に触れてしまった人間だけがその存在に気付いてしまう。 Kはこの先あかねの死の真実に触れることはないだろう。あかねが生きていたことと同じようにあかねの死も忘れてしまうのだろう。 俺はKにあかねの事を話さなかった。
けれども、それはKを思いやってのことではない。 終わりです。最後まで見ていただいたかた、ありがとうございました。
文章下手でごめんなさい。 >>283
そういうものなのか?人との関わりって難しいね。 >>243
死そのものに悲劇はないと思ってます。「人は致死率100%」ですから。 それでは、仕事に行ってきます。
人生、最初で最後の2ちゃんねる。
人に読んでもらう事で、治療していた自分もいるかもしれません。 ただ、この話を書いているとき、風化しそうだった、あかねの記憶が蘇ってきました。 >>291
やたら大袈裟に書いてるけど3万振り込んだだけやんスレたてが贖罪って…
あとなんかたかおもあかねも同じ人物っぽく感じるんだなー
でも最後まで書いてくれておつかれしたー 創作なのか実話なのか知らんが、完結させたいなら線香焚いて手を合わせ来たら?知らんけど >>297
日付、状況、密葬。自殺じゃない、と思うのが逃げなのかと。 おもしろかったよ
最後まで読んでしまった
いろいろ考えさせられたよ
でも自業自得だね 辛い事を背負っているんだね
話しを聞かせてくれた事で色々と考えさせられたよ
ありがとう 淡々と書いてくれればいいのに読ませる文章を書いてると勘違いしてるかのような駄文だから途中で読むのやめた 結局何でホモセックスうんこまみれにのめり込んでいったかは分からないままだな おつ
昔の携帯小説みたいだったよ
事実にしろそうじゃないにしろ、今までずっとkに言わなかったのにたった一度言ってしまったあとに死んでしまったら後味悪いわね 1が感じているほど「あかね」は「たかお」の事を思ってはいないよ。
「k」への告白で振られた事も「たかお」の存在のせいにしてるだけ。
基本「あかね」はただの自己愛者にしか思えない。
1は「あかね」の死に対して幾ばくかの責任を感じているようだが、全く必要無いと思う。 おはよー、読んだよお疲れ様でした。
謝りたくてもそれが出来ないってのは辛いね
色々と考えさせられた >>306
ありがとう。嫉妬をしない人生が良いな。 >>307
いろんなひとが、いろんな形で罪を負ってるとしたら、どんな風に向き合っているんだろうね。 >>308
償えるほどに死そのものは価値はないと思うよ。 >>309
むしろ、途中まで読んでくれてありがとう。 >>83
これ、普通の人は小学生で自然とやってるけど >>313
ありがとう。関われない人には徹底的に関われないんだな。 あかねの転落の始まりはどこかっていうと、上司との不倫だろうね
でも、その原因はなにかと言うと彼女のKへの未練じゃなくて、その代用を不倫でしちゃったことだろうね >>314
つまらんという感想をありがとう。ガイジはググっておく。 読み終わったかんがえさせられたね
普通に文才あると思うぞ
頭良さそうなニオイがするけどいい大学行けたのか? >>197
>俺がその男になるには、あまりに遅すぎた。
なんで?
あかねの人生ごと抱きしめてやればよかったじゃん。 >>317
多かれ少なかれ罪は背負っているものさ
気にしてたらいかん とある創作物を柱として他の創作物も混ぜてアレンジされてるね。
三角関係を変えたりとか。
フェイクの為にそうしたと思うことにするよ。 >>310
実はホモといわれるのはつらかったりする。俺はホモではないが、何度か襲われた。 >>327
大してよくない。けれども、漱石が好き過ぎて「草枕」を丸ごと原稿用紙に写したことはある。ありがとう。 >>334
きっとよくない言葉なのだろうな。調べないでおくよ。「ガイジ」で懲りた。 こういうスレ久々だな
たぶん同じか少し上の世代
相手の家に電話して親が出ないかドキドキした頃を思い出した
お疲れ様 >>339
なるほどね。
だったらあかねのことは忘れて今はその彼女のこと大事にしてやれよ。 >>343
歳は、流石に。仕事は、対人恐怖症の営業マン。 >>345
今は便利だよな。でも、あのドキドキ感は悪くない。 >>349
自分が高校生だった頃の3つ上の彼氏もインディーズでバンド組んでたよ あかねの生き方は同じ女として好きになれない
自分の悲運に酔った生き方だ
そんな人はボタンのかけ違いがなくとも
幸せになれない
亡くなってしまったのにゴメンなさい あかねクズすぎ自業自得だ
こんな女の子とは忘れて今の女を幸せにしてやれ >>351
バンドマンだという事だけでモテた、夢のような時代があった。恥ずかしながら、CDにサインを書いてあげたこともある。今は、契約のサインをもらうのが仕事。 >>352
心に痛みを与えないと、心の存在を確認出来ない事もある。それは誰にでも起こりうる事で、それを以って、あかねを愚かだとは思わない。弱い人間がいるのではなく、弱くなるときがあるのだと思う。 >>354
批判をされたりすることも、生きていればこそ。 全部君のせいじゃないと思うよ、そういった子は遅かれ早かれ、だったと思う。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています