
当選あいさつ目的に祝賀会開催か 兵庫県議会議員を書類送検
05月16日 18時13分
兵庫県議会の丸尾牧 議員が、おととし(2023年)行われた県議会議員選挙の後、当選のあいさつを目的とした祝賀会を開いたとして、公職選挙法違反の疑いで書類送検されたことが捜査関係者への取材で分かりました。
書類送検されたのは、兵庫県議会の尼崎市選挙区選出の丸尾牧 議員(60)です。
捜査関係者によりますと、議員はおととし4月に行われた県議会議員選挙の2週間後に、兵庫県尼崎市で「選挙報告会」と称して当選のあいさつを目的とした祝賀会を開いたとして、公職選挙法違反の疑いが持たれています。
公職選挙法では、選挙の後、当選や落選のあいさつを目的に祝賀会を開いたり、戸別訪問を行ったりすることを禁止しています。
祝賀会の参加者がSNSに写真を投稿し、それを見た人が刑事告発したということで、警察はことし1月に告発を受理して捜査を進めていました。
捜査関係者によりますと、任意の事情聴取に対し、容疑を認めているということです。
書類送検されたことについて、丸尾議員はNHKの取材に対し、「今後、こうした疑惑を持たれることがないよう改めたい」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20250516/2020028638.html