
SNSで販売するため、男の子の裸を撮影し、児童ポルノを製造した疑いで幼稚園で勤務していた男が逮捕されました。
今、相次いでいる子どもへの性犯罪の背景に何があるのか。
そして新たに導入される制度は被害を防ぐ手立てとなるのでしょうか。
■鎌田容疑者は「5~600人に販売。2~300万円くらい受け取っていた」と話している
児童ポルノ法違反の疑いで逮捕されたのは、徳島市の無職・鎌田裕樹容疑者(38)です。
https://i.imgur.com/RFECPLr.png
鎌田容疑者は去年2月から11月に3回にわたり、香川県の温泉浴場の脱衣所で、
9歳から14歳の男子児童や生徒の裸を撮影し、販売する目的で児童ポルノを製造した疑いが持たれています。
警察の調べに対し、鎌田容疑者は「5年位前から5~600人に販売してきた。2~300万円くらいを受け取っていた」と話しているということです。
動画の販売価格について、複数をセットで5000円~3万円で販売し、小学生の方が高校生より値段が高いなどと説明しているということです。
■勤務先の幼稚園の園長は「真面目に一生懸命」だったという
逮捕を受けて臨時職員として働いていた幼稚園のある美馬市教育委員会が会見を開きました。
【徳島市教育委員会会見】
「今回の事案を市の教育関係者全体で厳粛に受け止め、本日緊急園長・校長会を開催し、より一層綱紀の保持と服務規律を徹底するよう改めて訓示を行いました」
【容疑者が所属していた幼稚園の園長】
「真面目に一生懸命、預かり業務に取り組んでおりました。お休みになる前も普段と変わりなく子どもたちと接しておりました」
美馬市によると、鎌田容疑者は「勤務先で児童を撮影したことはない」と話しているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/93cb76f477be04f784b5776abec1bece531b2a54