
【ABC特集】「行くとこなかったら死ななあかん」「けんもほろろに断られる」住む家が借りられない高齢者 深刻化する“貸し渋り”の実態<前編>
「けんもほろろに断られ」収入は年金のみ 借りるまでに1年半の苦労
大阪府守口市に住む中川忠良さん(81)も、貸し渋りに悩まされた1人です。80歳を超えていますが足腰はしっかりしていて買い物に近くのスーパーに行くなど、外出をすることを日課にしています。
今住んでいるのは去年11月に引っ越してきた新居で、間取りは1DK。ここに住む前は30年ほど、姉の貞子さん(当時92歳)と2人で暮らしていました。
しかし貞子さんが亡くなり、収入は月11万円ほどの年金のみに。家賃の安い物件を探しましたが、この部屋を借りるまで実に1年半もかかりました。
「不動産会社は探しますという返事はしてくれても、けんもほろろに断られる。80歳という年齢…これがどうしてもネックになったんですね」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6670bda1b907a26a4b71441010256cfef1543790?page=2