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JR東海は12日、311系の引退企画を開催すると発表しました。
311系は、東海道本線の快速用車両として、1989年に登場。同社の在来線一般車両で初めて最高時速120キロを実現した車両です。
同社は現在、新型一般車両315系の導入を進めており、311系などの旧型車両は順次置き換えられてきました。
同社は311系について、2025年6月末をもって役目を終えると発表。引退を前に、5月30日からは特別装飾を実施することもあわせて発表しました。
311系4両編成2本が対象で、同社社員がデザインしたヘッドマークを掲出するほか、登場当時にオレンジ色の帯へあしらわれていたJRマークを復刻。
加えて、車内吊りポスターなどの装飾も実施します。
このほか、定期運用終了後の7月12日には、車両解体場所までの「廃車回送」に乗車するツアーを、クラブツーリズムと共同で開催します。
311系8両編成に乗車し、名古屋駅から大垣車両区経由で浜松駅付近まで移動。通常の列車では走行しない線路なども経由するとしています。