
4月13日に大阪・関西万博が大阪市の人工島・夢洲で開幕してから、早くも1カ月が経とうとしている。
この間にはゴールデンウィークもあり、5月11日までの来場者数は関係者も含めて299万人を突破したという。
【写真あり】万博で売られていた「メッコール」
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、158の国と地域が参加する大阪・関西万博。
国内外のパビリオンを通じて文化や伝統、社会課題の解決に向けた最新技術をアピールし、国際交流を深める場となっている。
会場内ではカフェやレストラン、グッズなどを販売するショップも豊富だが、“ある商品”が開幕直後から物議を醸していた。
その商品とは、旧統一教会(現:世界平和統一家庭連合)系の韓国企業として知られる「一和(イルファ)」が製造する麦炭酸飲料「メッコール」。
“韓流コーラ”として’18年ごろまで日本国内でも販売されていたというが、現在ではほとんど見かけなくなっている。
’22年10月の朝日新聞の報道によると、「一和」の株は、教団が9割保有しているという。
「メッコール」が万博内で販売されていることが注目を集めたのは、4月下旬のこと。
ある来場者が会場内の店舗に陳列されている缶入り「メッコール」の写真を投稿したところ、次のように問題視する声が相次ぐことに。
《おいおいこれ統一協会製なんだけど?》
《統一教会関連企業の製品が万博で販売されてるって問題にならないの?》
《万博協会は分かっていて仕入れるのか??》
’22年7月に発生した安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件をきっかけに、社会問題として注目を集めることとなった旧統一教会。
事件後、教団と政治家の密接な関係が次々と明らかになり、教団で横行していた高額献金や霊感商法の実態も浮き彫りに。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a49a12a3845978eee8bfab5b6aad00531f15679