倒れたのは救護ポイントの1キロ手前 トレイルランの大会で57歳男性が死亡 2024年の大会にも参加して完走「持病なし」と申告 長野・上田市・菅平高原
https://news.yahoo.co.jp/articles/22f656a24c2fafe5493bcfd63f1fea232cab47b4 上田市の菅平高原で11日、トレイルランニングの大会に参加していて死亡した男性は、コースの途中に設置された救護ポイントの手前で、体調不良から倒れたことが分かりました。
死亡したのは長野市吉田に住む57歳の公務員の男性です。
上田警察署によりますと、男性は、11日午前10時半前に、上田市真田町の菅平高原の標高およそ1870メートルの四阿山(あずまやさん)の中腹付近で、
体調不良を訴えて倒れ、県の消防防災ヘリコプターで佐久市内の病院に搬送されましたが、午後0時半に死亡が確認されました。
男性は、菅平高原一帯で開かれた、登山道や舗装されていない林道などを走ってタイムを競うトレイルランニングの大会に参加していて、
およそ14キロから52キロまでのショート、ミドル、ロングの3種目のうち、四阿山の麓から根子岳山頂を経由してダボスの丘などを巡る、
およそ30キロのミドルの種目に出場していました。
大会の関係者によりますと、男性は、午前8時に菅平サニアパークをスタートした後、コース上に2か所あるうちの最初の救護ポイントの1キロほど手前の、
およそ10キロ地点で倒れたということで、そのさらに手前でフラフラする亡くなった男性と見られる参加者の目撃情報もあったということです。
男性は、2024年の大会にも参加し、完走していて、大会前に提出した誓約書には、持病はない旨を記載していたということです。
また、当日の気温は12度から13度ほどで、天候は晴れていたということです。