
Palit JapanはXにて「PalitからGeForce RTX 5060 Ti/5060発表!
今回はトリプルファンのInfinity 3とデュアルファンのDualの2種類 SSFに準拠し、コンパクトなゲーミング/AI PCを実現できます」と述べており、GeForce RTX 5060 TiおよびGeForce RTX 5060を発表しています。
なお、2025年4月15日AM02:20時点では、NVIDIAもその他のグラボメーカーもGeForce RTX 5060 Ti 16GB / 8GBおよびGeForce RTX 5060を発表していません。
Palit Japanの投稿日を見ると2025年4月14日PM22:01となっています。これまでのリークでは、GeForce RTX 5060 Tiは、2025年4月15日に発表・レビュー解禁といわれています。おそらくPalit Japanは1日勘違いしてフライング発表してしまったのでしょう。
https://www.nichepcgamer.com/archives/palit-japan-announces-geforce-rtx5060ti-and-rtx5060.html
SFF-Ready Enthusiast GeForce Cardsとは、2024年6月にNVIDIAが発表した「小型PC向けのグラフィックボードのサイズの規格」です。SFFは「Small Form Factor」の略称です。なお、まったくスモールではありません。
高さ 151mm
長さ 304mm
厚さ 50mm (2.5スロット)
名称の「スモール」という単語から「1スロット仕様」や「ハーフハイト仕様」を想像した人は残念。
まず厚さは「50mm」と「2.5スロット厚」です。
いきなり頭がおかしいです。
次に高さですがPCIeのフルハイト規格(120mm)を超えた「151mm」です。
小型PCではケースの蓋が閉まらない事例が続出でしょう。
最後に長さはPCIeのフルサイズ規格(312mm)より若干小さい304mmです。
唯一「スモール」な要素です。なおフルサイズ規格よりも若干小さいのは「折り曲げた状態の補助電源ケーブルを加えて312mmになる前提」だからだそうです。
参考までにGeForce GTX 1080のリファレンスカードは「111x267×38mm(高さ×長さ×厚さ)」です。
https://monobook.org/wiki/SFF-Ready_Enthusiast_GeForce_Cards