
偉人「ニュートン」は"猫好き"だった⁉ 意外な素顔とは
庭の木からリンゴが落ちるのを見て「万有引力」を発見したというニュートンのエピソードは有名である。しかし、ニュートンの真に偉大な部分は「リンゴを落下させる地球の引力が
月にまで届いているのだとしたら、なぜ月は落ちてこないのか」という疑問を抱いた点だ。
そして、ニュートンがその疑問に対して出した結論は、「月も地球に落ちているのだが、公転によって常に前進しているため、その速度と地球の引力とがつり合って、同じ軌道をまわり
続けていることから落ちてこない」というものだった。つまり、リンゴが落ちるのも月が落ちてこないのも、さらには惑星や彗星の運行にいたるまで、宇宙にあるすべてのものは万有引力の
法則を用いて説明できることを発見したのだ。これこそが、ニュートンを偉大な科学者たらしめている理由といえる。
ニュートンは大のネコ好きとしても知られている。ケンブリッジ大学の教授だった頃、研究室で2匹のネコを飼っていたが、研究に没頭すると食事をとるのも忘れ、
翌朝になって冷めた食事を猫に与えていたというエピソードも残されている。
そんなネコ好きのニュートンが、愛するネコのために発明したものがある。それは、小さな扉がバネや磁石で自動的に閉まる「キャット・フラップ」だ。光学の分野でもめざましい
功績を残したニュートンは、よく暗い部屋で実験を行なっていた。その際、ネコの求めに応じてたびたびドアを開けていると、余計な光が入って実験の妨げになってしまうことから、
ネコ用のドアを発明したのだという。
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