Mリーグによって麻雀(マージャン)の人気が高まるにつれて、地上波のテレビ番組で、その魅力が紹介される例が増えている。

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松実高等学園健康麻雀部顧問の斉藤友昭先生は「楽しそうな雰囲気が映像で伝えられてよかった。知人や友人から『自分が学生時代にこんな部活があれば良かった』などの反響をいただいた。賭け事の印象があるため、学校内で麻雀をすることに驚いた人もいたが、純粋にゲームとしての素晴らしさを知ってもらえるとうれしい」と振り返る。

 もともと麻雀とテレビの縁は深い。1960年代には、日本テレビの番組「11PM」で麻雀が定期的に紹介されはじめた。スター性があり、後にミスター麻雀と呼ばれる小島武夫さんらが出演することで麻雀ブームが起こり、現在の競技麻雀の原形が形作られた。

 その後人気が落ち着くと、地上波の番組でとりあげられることは減った。しかし、2018年に始まったMリーグがABEMAで多くの視聴者を獲得し人気になり、個性的な選手も多く登場していることで、改めて放送関係者から注目を集めているとみられる。

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