孤独感強めると抑うつに 軽減には孤立の感じ方「一人でも楽しい」
https://www.asahi.com/articles/ASS573CDQS57PLBJ002M.html

 人は孤独だと感じると、一時的に憂鬱(ゆううつ)な気分となって気力を失う「抑うつ症状」がでやすい。一方、物理的に人とのつながりが少ない社会的孤立の状況でも孤独と感じず健康的に過ごせる人たちもいる。社会的孤立を自覚する場合に孤独を感じ、抑うつ症状を高めやすいのではないか。筑波大や弘前大、東洋学園大などの研究チームが約3千人を対象にしたオンライン調査を分析し、そんな心理構造を解き明かした。


 その結果、家族との社会的なつながりと、友人との社会的なつながりは、孤独感や抑うつ症状には直接的な関連は弱かったが、社会的孤立の自覚とは中程度の関連があった。

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