警察などによりますと2日午後2時半すぎ、茨城県北茨城市の「常陸大津の御船祭」の会場で少なくとも数十人の祭りの参加者が7トンの木造の船を路上でひいていたところ、船のバランスが崩れ、道路脇の民家に衝突しました。この事故で船と民家の間に挟まれる形で男女4人がケガをしているということです。

ケガをしたのは船のひき手の男性2人と見物客の夫婦のあわせて4人で、全員意識があるということです。

また見物客の30代男性がろっ骨を折る重傷を負ったほか、残り3人は軽傷とみられています。

警察などが当時の詳しい状況を調べています。

北茨城市観光協会ホームページによりますと常陸大津の御船祭は市内の神社で5年に一度行われる春の大祭で、2日と3日の2日間の日程で行われ、みこしを乗せた船が300人ほどの曳き手にひかれ、町中を練り歩くもので、国の重要無形民俗文化財に指定されているということです。

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