米AMD、さえない売上高見通し示す−ゲーム用半導体が需要不振

半導体メーカーの米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は4−6月(第2四半期)について、さえない売上高見通しを示した。ゲーム用ハードウエア向け半導体の需要不振が重しとなった。

  4月30日の発表資料によると、4−6月期売上高は約57億ドル(約9000億円)の見通し。アナリスト予想平均は57億2000万ドルだった。

  1−3月(第1四半期)のゲーム部門売上高は市場予想を大きく下回ったが、同社は人工知能(AI)向けアクセラレーター分野参入による押し上げ効果を期待している。AIアクセラレーターはチャットボットなどAIツール開発を支援するエヌビディア型の半導体。AMDは新製品の「MI300」について今年最大35億ドルの売り上げ創出を予測している。

  発表を受け、AMDの株価は通常取引後の時間外取引で一時4%強、下落した。

  先週には米インテルが今年上期の需要低迷は続くとして、軟調な見通しを示したが、AMDはなお4−6月期に6%程度の成長を見込んでいる。インテルの予想はほぼ横ばいだ。

  1−3月期の売上高は54億7000万ドル、一部項目を除いた1株利益は62セント。市場予想はそれぞれ54億5000万ドル、61セントだった。

原題:AMD Gives Tepid Forecast Amid Weak Demand for Gaming Chips (1)(抜粋)

(3段落目以降に決算詳細を追加して更新します)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-30/SCRVBRT0AFB400

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