(台北中央社)富山県の製薬会社「キョクトウ」が胃腸薬「正露丸」の試験結果を改ざんして出荷したなどし、同県から業務停止命令が出された問題。
衛生福利部(保健省)食品薬物管理署は27日、同社が製造し台湾の業者が輸入、販売していた正露丸2製品について、2023年2月から輸入禁止の措置を取っていると説明した。

同署の王徳原副署長がメディアの電話取材に応じた。同署は22年9月初頭、日本当局から同製品の成分不足についての連絡を受け、同月中に輸入業者2社に対して回収を指示。
また業者に対し、調査報告や日本当局による審査の合格証明などの提出を求めたものの、期限までに提出がなかったため、23年2月1日付で輸入を禁止したという。
https://japan.focustaiwan.tw/society/202404280001