東京都大田区立小学校のPTAで、会計を担当していた役員が在任していた期間などに、約600万円の使途不明金があることが、関係者への取材でわかった。PTAは今後、警察への被害届の提出や民事訴訟も視野に、対応を検討するという。

関係者によると、PTAの別の役員が昨年度分の決算を行った際、過去の分も含めて600万円近くに上る使途不明金があることが判明。当時会計を担当していた役員の行動に疑いがあるとして、PTAは今月18日に臨時総会を開き、会員らに事案を報告した。

PTAは今後、弁護士に相談しながら、役員に対する事実関係の確認などを進めていく方針だという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240421-OYT1T50022/