----------
独首相が訪中 16日習主席と会談へ ウクライナ侵攻が主要議題に

ドイツのショルツ首相は14日、中国内陸部の重慶を訪れ、就任以来2回目となる中国訪
問を始めました。16日は習近平国家主席と会談する予定でロシアにウクライナ侵攻をや
めさせるため中国に積極的な対応を求めるとともに、両国の経済関係についても協議す
る見通しです。【略】

また、一連の会談では、ドイツにとって最大の貿易相手国である中国との経済関係につ
いても話し合われるということです。

ドイツ政府は中国への経済面での過度な依存の解消を掲げていますが、大企業には中国
との関係を重視する意見が根強く、ショルツ首相にとってはバランスをどう保つかが課
題となっています。

一方、習主席はことし春にフランスを訪問するとフランス側が発表していて、中国とし
てはドイツやフランスといったヨーロッパの主要国との関係を強化することで、安全保
障や経済などをめぐって対立するアメリカをけん制するねらいがあるとみられます。
【以下略】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240415/k10014421821000.html