東京・中央区の百貨店「日本橋高島屋」で1000万円相当の純金の茶碗が盗まれた事件で、盗んだ男が犯行後、百貨店内をおよそ30分間うろついていたとみられることがわかりました。

きのう正午ごろ、東京・中央区にある「日本橋高島屋」の「大黄金展」で、20代から30代くらいの男が展示されていた販売価格およそ1040万円の純金の茶碗を盗みました。盗まれたのは金工作家の石川光一さんが作った純金の「抹茶茶碗」でした。

その後の捜査関係者への取材で、男は犯行の10分ほど前から会場を訪れ、茶碗をプラスチックケースから取り出しリュックに入れた後、およそ30分間、百貨店内をうろついていたとみられることが分かりました。

記者
「男はあちらの出口から歩いて日本橋方面へと向かい、地下鉄を使って逃走したということです」

その後、男が1人で近くの地下鉄の駅の改札を通る様子も確認できているということで、警視庁は男が電車に乗って逃走したとみて行方を追っています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/13a3737735ce528f7ef99bd227463efc1a41a9ab