中国の消費者物価、辛うじてプラス維持−生産者物価は下落続く

中国の消費者物価は3月に辛うじて前年同月比プラスを維持する一方、生産者物価の下落は続いた。デフレ圧力が引き続き中国経済の回復にとって主な脅威であることが浮き彫りとなっている。

国家統計局が11日発表した3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.1%上昇。ブルームバーグ集計のエコノミスト予想中央値は0.4%上昇だった。2月は0.7%上昇していた。

3月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比2.8%低下と、18カ月連続のマイナス。予想中央値も2.8%低下だった。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-11/SBR8FJT0G1KW00