小林製薬(大阪市)の紅麴(こうじ)原料を使ったサプリメントが原因と疑われる健康被害が多発している問題を受け、政府は、食品衛生法を改正する方向で検討に入った。
食品に関する健康被害情報の国などへの報告を義務化し、再発防止を図る。
また、同サプリが「機能性表示食品」だったことを受け、同制度でも報告を義務化する見直しの検討を進める。

 複数の政権幹部が明らかにした。
同社のサプリ「紅麹コレステヘルプ」をめぐっては、摂取した人から健康被害が相次いで報告されながら、
同社が国に報告するまで2カ月以上かかっていたことが問題視されている。

 政府は、報告の遅れが被害拡…

紅麴サプリ問題で健康被害報告義務化へ 政府が食品衛生法改正検討
https://www.asahi.com/articles/ASS43410NS43UTFK00XM.html