■ドライブレコーダーでLED信号が点滅して見える場合に起こってしまう現象・注意点について
ドライブレコーダーでLED式の信号機を撮影すると、点滅を繰り返したり、消灯もしくは点灯し続ける現象が起きる場合があります。
ドライブレコーダーのフレームレートが標準の30fps設定の場合、1秒間に30回のコマで撮影するため、LED信号の点滅が同期した瞬間、肉眼で見る限りでは点灯していても、撮影した映像は点滅もしくは消灯してしまいます。
もし、ドライブレコーダーに記録されている映像が点滅して見える場合には、交通事故の際の証拠能力としては弱くなってしまう可能性があります。
ただし、この場合においても消灯する映像よりは点滅している映像の方が、信号機の色を判別できる可能性はありますので、消灯よりは望ましいと言えます。
■ED信号機の点滅や消灯・点灯し続ける現象を防ぐドライブレコーダーを活用しよう!
ドライブレコーダーで撮影したLED信号機の点滅や消灯、点灯し続ける現象を避けるためには、機器側のフレームレートが標準の30fpsではない値の製品を使うのが確実です。
例えば、フレームレートが27.5fpsや29fps等の製品があります。これならLED信号と同期することはありませんので、電源周波数の違いによって信号機が点滅したり消灯し続ける現象なども回避できます。近年ではメーカーもこのような問題を把握していますので、ドライブレコーダー購入時には「LED信号対応」の表記があるモデルを選ぶとよいでしょう。
https://www.goo-net.com/pit/magazine/fitting/carnavi_parts/25478/