https://news.yahoo.co.jp/articles/07f446e41b7f1df36cedab5e3926e67903a95423


作家の乙武洋匡氏は31日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、自身に関する投稿をした日本維新の会の東京・足立区議、野沢てつや氏からのメッセージ引用しながら、コメントをつづった。

【写真】野沢てつや氏からの謝罪

 乙武氏は、柿沢未途氏(自民党離党)の辞職に伴う衆院東京15区補選(4月16日告示、28日投開票)に、地域政党「都民ファーストの会」が国政進出を目指して設立した「ファーストの会」から出馬する方向で最終調整が行われている。

 野沢氏は30日、乙武氏の出馬を報じる一部メディアの記事を添付した上で「障害者でありながら健常者を遥かに上回る素行不良っぷりで、障害者に対するイメージを悪くし続ける方。努力の塊の金澤支部長が負けるはずがありません」などと私見を投稿。これに乙武氏が「私自身に対する『素行不良』というご指摘には何の申開きもできません。お恥ずかしいかぎりです。今でも品行方正な人間かと問われれば、とても胸を張れるものでもないと思っております。しかし、冒頭の『障害者でありながら』という枕詞には異論を挟まずにはいられません」などと反応していた。

 野田氏は30日、この乙武氏の投稿を受けて「乙武様 この度はsnsで軽率な投稿をし、申し訳ありませんでした。以後、このようなことのないように致します。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪のコメントをXに投稿した。

 すると、乙武氏は野田氏のX投稿を引用し「野沢さん、私自身が素行不良だというご指摘は間違っていないので、その点については謝らないでください」とした上で「ただ、『障害者でありながら』などという属性によって役割を制限したり、固定化させたりするような表現については今後ご一考いただければ幸いです」と投稿。「維新の皆様のご健勝をお祈りしております」ともポストした。