何もしていないのに突然「Apple Vision Pro」のガラスにヒビが入ったとの報告が相次ぐ、修理費はなんと12万円


Apple Vision Proを落としたり物をぶつけたりしていないにもかかわらず、本体のフロントガラスに
亀裂が入ってしまったと、複数のユーザーが報告しています。

Apple関連メディアのMacRumorsによると、Apple Vision Proのフロントガラスに亀裂が入る問題が最初に報告されたのは、
Apple Vision Proがリリースされてから3日が経過した2024年2月6日だとのこと。掲示板型ソーシャルニュースサイト・Redditへの
投稿で、Apple Vision Proユーザーは、「ベッドの外では一度も使用していませんでしたし、使用していない間は
常にカバーを付けて、ユニットを床に落とすようなことは一度もありませんでした」と述べています。


このユーザーが投稿した写真を拡大したのが以下の画像です。うっすらと縦に白い線が入っているように見えます。
時間がたつにつれて、より顕著な亀裂が報告されるようになりました。

また別のApple Vision Proユーザーは、初日にこの現象に遭遇したと述べました。
亀裂の入り方はどれも一様で、鼻の上のガラスが最も湾曲する場所に縦の亀裂が入っています。
また、いずれのケースでもヘッドセットを外部バッテリーパックに接続し、ソフトフロントカバーをつけるか、
またはApple製のトラベルケースに入れた状態で保管した後、突然理由もなく亀裂が入ったと報告されています。


AppleCare+に加入している場合、Apple Vision Proのフロントガラスの修理にかかる免責金額、
つまりユーザーが払わなければならない金額は300ドル(約4万5000円)です。一方、加入していない場合は
800ドル(約12万円)かかります。

最初にこの問題を報告したApple Vision Proユーザーは、この問題についてAppleのサポートに問い合わせたところ、
構造上の欠陥であると認定されていないので、ユーザーが損傷させたとみなして修理費を請求すると回答されたことを報告しました。

https://gigazine.net/news/20240228-apple-vision-pro-front-glass-cracked/