覚醒剤を郵送し販売 住吉会系組員再逮捕 加担の81歳母「息子のため」
覚醒剤をレターパックで郵送して売り渡したとして、警視庁薬物銃器対策課などは覚醒剤取締法違反(営利目的譲渡)の疑いで、東京都練馬区上石神井、指定暴力団住吉会系組幹部で無職、横田信裕被告(55)=同罪などで起訴=を再逮捕した。認否は明らかにしていない。
薬銃課によると、横田容疑者は自身の母(81)=逮捕、釈放=を含む密売グループの主導役とみられ、逮捕は5回目。昨年の逮捕時、自宅から推定末端価格3千万円相当の覚醒剤や大麻などが見つかっており、密売人に卸すほか、直接販売もしていた。
母は購入者に薬物を渡すなど販売を手助けしており、「いけないことだと分かっていたが、息子の生活のためだった」などと話したという。
再逮捕容疑は昨年7月、都内からレターパックで覚醒剤を沖縄県に発送し、同県の男性=当時(37)=に3万円で譲渡したとしている。
https://www.sankei.com/article/20240227-HSJF2EFSJFKP3PNRE4Q4KY24BY/