【ブリュッセルAFP時事】欧州のシンクタンク「欧州外交評議会(ECFR)」は21日、
ロシアによるウクライナ侵攻開始から2年となるのを前に欧州で実施した世論調査の結果を公表した。
前線での苦戦を認めるウクライナの勝利を信じる人が10%にとどまった一方、ロシアが勝つとの回答は20%に上った。

調査は1月、欧州連合(EU)に加盟する12カ国で実施した。ウクライナが勝つと答えた人が最も多かったのは
ポーランド、スウェーデン、ポルトガルで、いずれも17%。最も悲観的なのはハンガリーとギリシャだった。
双方が妥協する形で紛争が終結すると考える人は37%だった。

 ロシアの占領地については、31%が欧州はウクライナによる奪還を支援すべきだと主張。
41%は交渉するようウクライナ政府に働き掛けるべきだと回答した。

https://www.jiji.com/sp/article?k=2024022200166&g=int