家畜伝染病の一つで国内では未確認の「アフリカ豚熱(ASF)」の侵入リスクが、かつてないほど高まっている。
1月に韓国の釜山港近くで野生イノシシの感染が確認され、感染が拡大する中華圏では旧正月「春節」の大型連休が2月10日から始まる。
新型コロナウイルス感染症の収束以降、増加する訪日客にASFウイルスが付着し、持ち込まれる懸念が強まっているのだ。
豚とイノシシの伝染病であり、人に感染することはないが、感染すると致死率ほぼ100%。
現時点で有効な治療法がないとされ、国内の養豚業界は戦々恐々としている。

https://www.sankei.com/article/20240206-OSEJFHIA4JG37LV65ADISWO2TU/