元週刊文春記者でジャーナリストの中村竜太郎氏が3日、読売テレビ『今田耕司のネタバレMTG』(土曜午前11時55分)に
出演した。番組では性的行為強要疑惑を報じられた週刊文春の発行元である文藝春秋社に対し、
名誉毀損による損害賠償金5億5000万円などを求めて提訴したダウンタウン・松本人志の問題を取り上げた。

 昨年末発売の週刊文春1月4日・11日合併号による第1弾報道から最新の第5弾まで続く“文春砲”だが、
中村氏は早くから続報を予想していたという。中村氏は、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏とともに
事実無根とした吉本興業の初動ミスを指摘、その後、「第1弾が出たのが去年の年末の合併号なんですね。
その合併号の後に文春の記者に聞いたら『いまホントだったらお休み、冬休みなんだけれども、
実はタレコミがすごい来ていて、編集部が対応できないぐらい被害者と』、これ事実かわからないですよ。
『(被害者と)名乗っている人たちがいっぱい情報提供してきていて、休みの間ほとんど一日何人かの勢いで
取材で人に会ってる』という状況だったんですよ。それ私聞いたときに、ああこれはもう第2弾、第3弾、
もっと行くのかなっていう気がしましたね」と振り返った。

直後に「ただ、一方で文春のOBなんかは『今のやりすぎじゃないか。叩きすぎなんじゃないか』っていう風な
声も一部ではあって」と裏話を披露。「これは時間の流れだからどうしようもないんですけど」とした上で、
「昔は文春は意外とおおらかで、『あんまり芸能人をたたきすぎるのはどうかね』とか『逃げ道は
用意しておきなさいよ』とか、そういうことを言われてたんです。あとは『過激にして愛嬌あり』っていうモットーもあったので。
今の感じだと愛嬌ないよね、なんかすべてがガチになってる感じがしますね」と見解を示した。

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