能登半島地震 政府 予備費47億円余支出を決定 物資支援強化で
2024年1月9日 12時57分

政府は、能登半島地震の被災地に向けた物資の支援を強化するため、今年度・2023年度予算の予備費から47億円余りを支出することを決めました。

政府は9日の閣議で今年度の予備費から47億3790万円を支出することを決めました。

能登半島地震の被災地で当面必要となる水や食料のほか、ストーブや燃料などをプッシュ型で届けるための費用に充てられます。

一方、政府は、こうした当面の対応に加え、今後、被災者の生活やなりわいの再建に向けた支援パッケージを取りまとめるなど、中長期的な復旧・復興にも切れ目なく取り組むとしています。

このため、先月閣議決定した新年度・2024年度予算案の予備費を増額する方針で、今年度の予備費として残っている4618億円とあわせて柔軟に財政措置を講じるとしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240109/k10014314431000.html
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