公務始め式 村岡知事 “日頃から危機管理意識持って職務に”

官公庁や多くの企業で仕事始めとなる4日、県庁で「公務始め式」が行われ、村岡知事が石川県の能登半島の地震を踏まえ、「日頃から危機管理の意識を持って職務にあたってほしい」と訓示しました。

県庁で行われた「公務始め式」には、課長級以上の職員、およそ140人が集まりました。
はじめに、職員たちは、元日に石川県の能登半島で起きた地震の犠牲者に黙とうをささげました。
続いて、村岡知事が、県としても被災地の復興支援などに全力で取り組む考えを示したうえで、「災害はいつどこで起こるか分からない。県民の命と暮らしを守るため、常日頃から危機管理意識を持って職務にあたってほしい」と述べました。
また、村岡知事は、今後の県政運営について、デジタル化や脱炭素化などの社会変革を推進力に経済や暮らしのレベルをあげていくことや、人口減少の克服へ道筋をつけていくことに不退転の覚悟で取り組むことを強調し、「私と思いを共有し、ことし一年それぞれの立場、仕事で積極的に挑戦してほしい」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20240104/4060019066.html