特別養子縁組のあっせんを手がけていた東京の民間団体「ベビーライフ」(解散)が
2013~15年度に行った国際養子縁組のあっせんで、
海外の養親から計2億円超を受け取っていたことがわかった。
1件当たりの平均額は約300万円に上り、
国内でのあっせんに比べて約100万円高額だった。
養子縁組のあっせんは国内が原則とされている。

都によると、ベビーライフは養子縁組あっせん法に基づき
活動の許可を申請した18年9月以降は、全て国内に変更。
ただ、国内の養親からも1件で270万円を手数料として徴収したケースがあった。

ベビーライフは昨年7月、申請を取り下げ、活動ができなくなった。

 厚労省は、ベビーライフを除く民間の許可団体の調査を18年度から実施。最新の19年度の調査結果では、全国22団体のうち18団体で計190件の養子縁組が成立していた。あっせん先は全て国内で、1件当たりの手数料の平均は92万円だった。養親から受け取った手数料にはばらつきがあり、最も高い団体が約200万円、2団体は0円だった。

画像
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動画
https://youtu.be/aZvfTqamwDg?si=HH0CFkFMrN4GQYP6