WordやExcel、PowerPointといったパソコンスキルの習熟度については、「できる」(13.1%)と「まあまあできる」(48.7%)をあわせると約6割。一方で「全くできない」(3.9%)と「あまりできない」(34.3%)の合計は約4割だった。



また、キーボードでパソコンを簡単に操作するための機能「ショートカットキー」をいくつか提示した上で知っていたものを選んでもらったところ、「Ctrl+C(選択した項目をコピー)」は62.6%、「Ctrl+V(選択した項目を貼り付け)」は59.2%だった。


つまり、コピペ(コピー&ペースト)のショートカットキー(「Ctrl+C」と「Ctrl+V」)を知らない大学生が4割いるというのだ。



「パソコンの使い方を学ぶチャンスが十分ではない」

――「ショートカットキー」に注目した理由は?


「大学生あるいは新卒は、デジタル/パソコンに詳しいはず」という考え方が、主に企業の人事部を中心に、40代以降のベテラン層には根付いているように感じていました。


ただ、「それは思い込みでは?」「AIやプログラミングなど、アカデミックなもの、あるいは高度なものは授業化されているが、実際社会でまず有効となるショートカットキーなど基礎を案外教えていないのでは?」と考え、今回、調査しました。



――ショートカットキーを知らない大学生は、コピペするときはどうしている?


マウスを右クリックして選択している、あるいは、コピーできずにタイピングを繰り返しているのだと思われます。

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