サッカーのJ1昇格プレーオフは2日、東京・国立競技場で決勝があり、今季のJ2で3位だった東京ヴェルディが同4位の清水エスパルスを退け、2008年を最後に遠ざかっていたJ1へ、16季ぶりの復帰を決めた。24年はFC東京、初昇格のFC町田ゼルビアと合わせ、東京勢は初めて3クラブが同時にJ1に在籍する。3クラブ以上がJ1に同時に在籍するのは都道府県別では神奈川勢に次いで2例

 首都・東京で最初のJ1クラブは00年のFC東京。東京ヴはホームタウンを川崎市から移転し、ヴェルディ川崎から改称した01年から“東京勢”として5シーズン、J1に在籍したが、05年に初のJ2降格が決定。08年に再びJ1に所属したが1季限りで降格し、その後はJ2が続いていた。FC東京は11年はJ2だったため、このシーズンは東京からJ1勢が消えていた。

 都道府県別でJ1同時在籍の最多は神奈川の4クラブ。20、21年に続き、今季は横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、横浜FCが同時に所属。静岡(清水エスパルス、ジュビロ磐田)、千葉(ジェフユナイテッド市原・千葉、柏レイソル)、大阪(ガンバ大阪、セレッソ大阪)、埼玉(浦和レッズ、大宮アルディージャ)は2クラブの同時在籍がある

https://mainichi.jp/articles/20231202/k00/00m/050/001000c