米テキサス州がファイザー提訴、「コロナワクチン有効性の説明に誤り」
https://jp.reuters.com/world/us/SMBJSHC67NNUHLZNGAVGDIVNVM-2023-12-01/

訴状でパクストン氏は、ファイザーがワクチンを接種した人に「相対的なリスク低減」をもたらすとの理由でワクチンの有効性を95%とする主張は誤解を招いたと指摘した。

同氏はこの主張はわずか2カ月の臨床試験データに基づくもので、ワクチン接種者の「絶対的なリスク低減」を基準にすれば、ワクチンの有効性は0.85%にとどまることを示していると述べた。

同氏はさらに、ファイザーが独バイオ医薬品会社ビオンテック(22UAy.DE)と共同で開発した同ワクチンの接種が始まった後も、新型コロナの流行は拡大したと強調した。

訴訟はファイザーに対し、同社ワクチンについての虚偽の主張と真実の言論を封じることをやめさせ、消費者を欺くマーケティングから保護するテキサス州の法律に違反したとして、1000万ドル強の罰金を求めている。