『Starfield』のネガティブなユーザーレビューに対して、ベセスダがSteam上で返信をおこなっているようだ。Steamではユーザーレビューを書くと、開発元から返信がくることがある。開発元から返信がくるのはインディーゲームのレビューではよくあるが、AAA規模のタイトルでは珍しい。IGN USの記事や海外ユーザーの間で、この件が話題になっているようだ。

ベセスダはひとつのレビューだけではなく、さまざまなネガティブレビューに対して返信しているようである。なお、Steamでは『Starfield』のユーザーレビューが約8万1000件あり、レビューをした69%のユーザーが「好評」(サムズアップ)にしている。

とあるユーザーレビューは本作のことを「退屈で過大評価だ」としてサムズダウンしているが、それに対してベセスダは「『Starfield』のレビューをしてくれてありがとう!」と返信している様子だ。返信ではゲームの探索要素の設計意図について解説され、公式のフィードバックフォームへの誘導もおこなわれている。「Never stop exploring!」(探検をやめるな!)がレビューへの返信をおこなうときの決めセリフになっているようだ。

本作はIGN JAPANのレビューで10点満点を獲得した。ただし、IGN USが7点をつけるなど、ゲームは賛否両論になっている部分もある。AAAのゲームでユーザーレビューに対して返信があるのは珍しく、ベセスダとしてはユーザーからのフィードバックを大事にし、ゲームを改善していく考えがあるのだと思われる。

『Starfield』では最近になってDLSSに公式対応し、目の前の食べ物をすぐに食べる機能が追加された。「Shattered Space」と呼ばれる、ストーリー拡張コンテンツも準備されている。本作の発売前から「私たちは『Starfield』の追加コンテンツを大量に用意する予定です」と、開発責任者のトッド・ハワードがIGN USに語っていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e1ce87d931e2473072ac3bbc285fc2899aa487dd