
栃木県上三川町で10月、レンタカー内から千葉県に住む高校1年の女子生徒(15)の遺体が見つかった事件で、
栃木県警は29日にも、死体遺棄容疑で逮捕した埼玉県熊谷市、無職 安栖やすずみ 達也容疑者(28)を殺人容疑で再逮捕する方針を固めた。
調べに対して黙秘しているが、県警は防犯カメラ映像や車内の状況などから、女子生徒の死亡にも関与した疑いが強いと判断した。
栃木県警察本部
捜査関係者によると、安栖容疑者は10月17日頃、レンタカー内で女子生徒を殺害した疑いが持たれている。
安栖容疑者は同19日未明、遺体をのせたレンタカーを運転中に警察官の職務質問を受け、現行犯逮捕された。この際、死体遺棄容疑を認めたが、黙秘に転じた。
関係者によると、安栖容疑者は一方で、接見した弁護士には事件の経緯を詳述しており、女子生徒とはSNSで知り合い、17日夜に東京都内で初めて会ったと説明。
「帰ろうとした女子生徒に殴るなどの暴行を加え、手で首を絞めて殺した。殺すつもりで呼び出した」と話しているという。
司法解剖の結果、女子生徒の死因は首を圧迫されたことによる窒息。
遺体のほぼ全身にあざや擦り傷があり、安栖容疑者の説明と一致している。
栃木・女子高生遺体、殺人容疑で28歳男を再逮捕へ…接見の弁護士に「殺すつもりで呼び出した」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231128-OYT1T50196/