熊本県に本社を置き都城市に工場があるヒムカ食品が、外国産の鶏肉を宮崎県産と偽って販売していたことが分かりました。

これは、九州農政局の都城市にある工場への立ち入り検査で発覚しました。
九州農政局によりますと、ヒムカ食品は都城市で生産・販売していた生鮮鶏肉「宮崎県産若鶏もも3.3キロカット済み」の原産地について、ブラジル産またはタイ産であるにも関わらず宮崎県産と偽装。
ふるさと納税の返礼品取扱業者2社に販売していたということです。
販売していたのは去年10月1日から今年4月30日までで、14万4120キロあまり、商品14万3673件になるということです。
都城市によりますと、ヒムカ食品が提供する返礼品の受付は現在停止しています。

都城市の池田市長は「極めて遺憾でありあってはならないこと。今後必要な情報を集め厳正に対処したい」とコメントしています。

https://www.umk.co.jp/news/?date=20231114&id=21171