2023年10月26日 10時09分

2012年に長崎県対馬市の観音寺から盗まれその後韓国で見つかった仏像をめぐり、韓国の寺が「中世の時代に倭寇に略奪されたものだ」として所有権を主張し引き渡しを求めている裁判で、韓国の最高裁判所は26日、原告側の訴えを退け、仏像の所有権は観音寺にあると認める判決を言い渡しました。

7年半にわたった裁判は判決が確定することになり、これを受けて日本政府は仏像を保管する韓国政府に対し、日本側への早期返還を求めていく方針です。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231026/k10014237971000.html