わずか3秒差で…東京国際大がまさかの落選14位“最強留学生”エティーリの転倒負傷で個人12位響く
選手は号泣 横溝監督「かなりショックはあります」
記念大会により関東以外の大学にも門戸が開かれ、史上最多の57校が参加し、
第100回箱根駅伝(24年1月2、3日)の出場権をかけたレースが行われ、今年の箱根駅伝で4年ぶりのシード落ちとなり、
予選会通過は有力とみられていた東京国際大は、エースのリチャード・エティーリ(1年)が転倒のアクシデントに見舞われ、
1時間2分11秒の個人12位でタイムを稼げず、10時間39分50秒で14位。
13位の山梨学院大は10時間39分47秒で、わずか3秒差で7年連続の本戦出場を逃した。
【写真】3秒差で逃した箱根 悔しさを隠し切れない東国大の選手
5000メートル、1万メートルの日本学生記録保持者で、1年生ながら“最強留学生”と称されるエティーリだったが、
8キロ過ぎに先頭集団で後ろの選手と足が絡んで転倒。その後、すぐに起き上がり、左手を確認して走り出したが、
その後、影響が出たか大きく後退してのゴールとなった。
まさかの結果発表後、選手たちはその場で号泣。座り込み、涙する選手もいた。
横溝監督は「(本戦に)入れるという気持ちで臨んだので、かなりショックはあります。3秒差。かなり悔しい」
と振り返り、エティーリの転倒については「本人もショックだと思う。3秒ということを聞けば、
なんであの時、という気持ちもあるのでは」と慮った。主力の村松敬哲(4年)は
「足が痛い中で走ってくれて感謝してる。アクシデントはどこの大学にも起こりうるので」
と懸命に走ったエティーリを思いやり「走っている中で(エティーリの転倒を聞き)メンタルにきたのはあった。
公園内に入ってヤバいなと思ってペースを上げたけど、思ったほど上がらなかった」と、悔やんだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a33df619cf4587aa5f18248edd8740ca01c5868f