中国人富裕層が日本に移住し、
日本の不動産を爆買いしているという記事をよく目にするようになった。
「日本が買い占められるのではないか」
と心配や不快感を抱く日本人も少なくない。

確かに、コロナ禍を経て中国から日本へ移住する人が増えている。
しかしその中心は、富裕層ではなく「中間層」で、
不動産購入どころか家族と一緒に賃貸住まいをしている人も多い。

今回、2022年に中国から日本にやってきた
2組の家族に直接会い、話を聞くことができた。

劉さん一家は、劉さんと妻、小・中学生2人の息子の4人で暮らしている。
劉さんは、車部品の貿易会社を営んでいた。
奥さんは国のラジオ局でバリバリ働いていたディレクターだった。
社会的地位は悪くない。
金銭的にも生活にはまったく不自由はなかった。

それなのになぜ日本に来たのか?と聞くと、
答えは一言「子どもの将来のため」だという。

https://diamond.jp/articles/-/324692?_gl=1*m92xxi*_ga*c3FUOTJsX2s4YjNvcnRfc0owSS0yUDVfWVpsY2UwX1lja0w1eWlHSk52SHpCQXd2am45S1I5VVhWU194dk55MA..