中車販売大手、ビッグモーターの長崎県内の店舗に勤めていた男性が、一方的に出社を拒否されたことは不当な解雇にあたるとして、給与の支払いなどを求めた裁判が開かれました。

訴状などによりますと諫早市にあるビッグモーター多良見店に勤務していた男性は
2022年10月、当時の工場長から「部署がなくなるので明日から仕事がない」「アルバイトであれば続けることができる」などと言われたということです。

男性は、一方的に出社を拒否され実質的な解雇にあたると主張しています。

また退職届を提出していないのに退職したことになっていて、男性は現在も社員であることの確認と、判決確定までの間の月給38万9550円を支払うよう求めています。

男性の代理人弁護士によりますと、ビッグモーター側は請求棄却を求め全面的に争う姿勢を示しているということです。

ビッグモーター側の代理人弁護士は取材に対し「回答を差し控える」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d5c8ac0956d1f3f481f52b8aac51f6aa8e719794