3年前の7月豪雨の復旧工事を巡り補助金を不正に受け取っていたとして、
熊本県は老人福祉施設に返還するよう命じました。
補助金を不正に受給していたのは県南にある老人福祉施設です。
県担当者「実際に工事と異なる実績報告書の提出があって、それが不正。過大な補助金が支払われた」
県によりますとこの施設は3年前の7月豪雨で被災したとして復旧工事に関連する補助金を申請し、
およそ1500万円を受け取っていました。
ところが、去年度、会計検査院が実施した検査で施設の不正受給の疑いが浮上。今年3月に県が
立ち入り検査をしたところ、実際の経費より約330万円を過大に申請・受給していたことが分かりました。
3日、県はこの施設に過大分の約330万円を返還するように命じ、詐欺の疑いで警察に刑事告訴しています。
県は捜査に支障があるとして施設名や認否について答えられないとしています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/644242