タイのバンコクで9日、入管施設で身柄を拘束されていた日本人の男が、護送車を奪って逃走しました。
男は新型コロナウイルス対策の給付金詐欺事件に関与したとして、日本で逮捕状が出ていました。
平山晃一記者「日本人の男が奪った護送車には、逃走の際にゲートにぶつかってできた傷が今も残っています」
現地当局などによりますと、バンコクの入管施設で9日、不法滞在の疑いで身柄を拘束されていた八木佑樹容疑者が護送車を奪い、逃走しました。
八木容疑者は裁判所から戻った際に転倒して足を痛めたと訴え、職員が車イスを運んでいる隙に車に乗り込み、ゲートを破壊して逃走したということです。
車はその後、施設から5キロほど離れた場所で見つかっていて、タイ警察が行方を追っています。
八木容疑者には、去年、新型コロナ対策の給付金詐欺事件に関与したとして、日本で逮捕状が出ていて、近く強制送還される予定でした。
タイで身柄拘束中の日本人男、護送車を奪い逃走 日本で“コロナ給付金詐欺”関与として逮捕状
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