処理水の放出について、中国外務省から深刻な懸念を伝えられた日本の大使が日本の立場を説明し、反論しました。

 申し入れは22日午後におよそ80分間行われました。

 中国外務省によりますと、「核汚染水の放出はリスクを周辺国と国際社会に転嫁することだ」などと深刻な懸念を示したということです。

 一方、日本大使館によりますと、垂大使は「汚染水ではなくALPS処理水という名称を使うべきだ」などと反論しました。

 中国外務省は放出があれば「必要な措置を取る」としていて、さらに検疫が強化される可能性などがあります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2294bd5dc1198a7109b8b9460eb7cce02c4046fe