「ロシア人は帰れ」国を捨てた先で待っていた”拒絶” 若者たちの苦悩【現地ルポ】

7/30(日) 11:01配信
テレビ朝日系(ANN)

さまようロシアの若者

『「ロシア人は家に帰れ」。でも私に帰る家はありません』
ロシアの隣国ジョージア(グルジア)の首都・トビリシ。観光客でにぎわう旧市街の一角で、
ロシア人のナターシャさん(24)は表情を曇らせた。

ロシアがウクライナに侵攻を始めてから、1年5カ月。祖国を捨てた多くのロシア人が流入したジョージアでは、
今、反ロシア感情が最高潮に達している。現地取材から見えたのは、さまよい続ける若者たちの苦悩だった。
 (7月29日放送 「サタデーステーション」より)
■街中にあふれる“拒絶”『ロシア人お断り』

6月中旬。サタデーステーションの取材スタッフが向かったのは、ロシアの隣国・ジョージア。
ソ連崩壊により、1991年に独立を果たした国だ。首都トビリシの、旧市街と現代の建築物が共存する
美しい街を歩いていると、取材スタッフの目にあるメッセージが飛び込んできた。

『RUZZKI NOT WELCOME』・・・その意味は、『ロシア人お断り』。

真っ白な建物の外壁に、真っ赤な文字で、そう書き殴られていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ff6635f8f75c1873156c301441485f5528024d5