国民民主党 代表定例会見(2023年7月18日)

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 政府にも申し上げようと思いますが、自治体や政府機関だけではなく、国民を巻き込んだ総点検を実施すべきだと思います。自分の情報が正しく登録されているかを一番正しくチェックできるのは本人です。
これだけマイナンバーカード取得を促し、マイナポータルもだいぶ使いやすくなってきました。最初慣れない方は大変だと思いますが、この際マイナンバーカードとマイナポータルを使って、自分に関する情報が正しく紐づけられているのか、自分の口座がしっかりと登録されているのか、国民を巻き込んだ一大キャンペーンとして、一緒になって総点検しましょうということを求めていくことが唯一の解決策です。
加えて、これからデジタル化が進んでいくので、高齢者は難しいと言いますが、マイナポータルを使いこなしていくと、税金の申告や医療費の控除など便利なメリットもたくさんあります。
そういったところをしっかりとお伝えしつつ、国民の皆さんを巻き込んだ総点検の協力を求めること、そういったことを発信力のあるデジタル大臣がやるべきではないかと思います。今のままだと終わらないと思います。ここは国民の皆さんを巻き込んでやっていくと。

 マイナンバーカードの返納運動が一部あると聞いていますが、むしろマイナンバーカードを持っていないと、マイナポータルを通じて自分の情報が正しく紐づけられているか確認できません。
自分の情報を自己でコントロールする権利を国民がしっかり持つためにも、マイナンバーカードを返納しない方がいいと思います。返納しても間違った紐づけは行われます。
こうしたことは政府にも正しく伝えていただき、国民を巻き込んだ総点検を行うべきだと思います。

 一つだけ政府に強く求めたいのは、なぜ保険証の番号の紐づけ間違いなどいろいろなことが起こるかというと、新たに保険証をもらうときに、マイナンバーを書くところがありますが、ここを書かないで保険証をもらうからです。
そうしたときに保険者が住基ネットなどさまざまなところで4情報を探して、4情報がない場合は2情報や3情報など中途半端な情報で紐づけをするから間違うんです。

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https://new-kokumin.jp/news/business/20230718_1